金がないから野草を食おう

山あり 谷ありの大学時代

カネがない。。。ひもじい。。。


学生時代のお話です

私はけっこう田舎の大学に通っているのですが、

周りは『山』

大学も住んでるアパートも山の麓にあるような立地だったので

通学のことを『登山』と学生は呼んでいる。

大学の授業や演習の忙しさと、
コンビニでのアルバイトの忙しさが重なって

精神を壊してしまった私は、

過眠と不眠を繰り返す日々を送っていて

そんな状態では必然的に、

授業も出られず、アルバイトも辞めて

ほんとにお金がなくて、何もできない状態でした

ガス代は払えない状態だったので

大学にあった自由に使えるシャワールームを使っていました

6限目が終わったときに、コソコソと大学に行って

シャワールームだけ使って下山する日々。。。

そういえば、家賃も6ヶ月くらい滞納してましたっけ。。。


お金がなさすぎた学生時代

もうだめだ。。。食べるものもない。。。

なにもできない状態でも、お腹は減ってしまう。。。

今だからわかりますけど

お金がない→お腹がすく→気力が出ない→なにもできない

負の無限ループでした

鬱状態のときはお腹いっぱいご飯を食べたほうが良いです

もちろん、吐くまで無理やりはダメですよ!


知恵をつかって食料GET

タダで食べれるものを探しに行こう。。。

お腹が空いている時は、頭が冴えるみたいで

色々な方法で食料をGETしてきました

  • 近所のパン屋でパンの耳をもらう
  • スーパーで腐りかけの野菜をタダみたいな値段で買う
  • 大学の敷地内にある竹林でタケノコを採取

あとは、
丸一日拘束のイベントバイトをやって昼食代を浮かせたり

気のいい大学の教授に取り入って、
ご飯を奢ってもらったりして飢えをしのいでました


山ではゼンマイとつくしをゲット!

この草。。。食べられないのかな。。。?

お腹が空いている状態だと、

道端の草をみて『食べれないのかな。。。』という視点になってくるんです

実際に、名前がわからない草を食べてみたりしたのですが

大体は、硬くて噛み切れなかったり、苦かったりして食べられません

そこで、
色々と調べてみて『食べられる山菜や野草』に詳しくなりました

春には『つくし』や『ゼンマイ』を裏にある山で採ってきて食べてましたね


ゼンマイは胡麻和えに!

こごみのごま和え 作り方・レシピ | クラシル

https://www.kurashiru.com/recipes/42619e2f-b67c-499f-90df-abb4c4e0b18c


ゼンマイは『こごみ』とも呼ばれていますね

程よい苦味が「これぞ、春の味」というのを感じます

歯ごたえが特徴的で、塩ゆでにしたゼンマイを

胡麻を和えて食べたり、シンプルにマヨネーズで食べてもおいしいですよ


つくしは味噌汁と天ぷらに!

つくしの下ごしらえとつくし料理:白ごはん.com

https://www.sirogohan.com/recipe/tukusi/


つくしは春先の河原にいくと、たくさん頭を出しています

お腹が空いている状態で採りに行ったら、全部おいしそうに見えて

ついつい取りすぎてしまいました。。。

つくしは下処理がちょっと大変で、

洗った後に、つくしについている「はかま」という

茎の途中に付いている硬い葉のようなものを取り除かなければ、

ゆでた後でも硬くて口に残ってしまいます

つくしには
山菜特有のすごく苦味があるわけではないですが、独特の風味があります。

天ぷらにして塩で食べると美味しかったですよ


知恵を使えば幸福に!

みなさまもお金がないときは山菜を食べてみてください!

というつもりはないです(笑)

しかし、

このときの知恵を使って、食材を手に入れようとする視点

自分の中で今も大事な部分を作っている感覚があります

たぶん

こういう経験をしていなかったら

食に興味を持ったり、食材を大事に扱う。

というようなマインドは持っていなかったと

今回、振り返ってみると思いました!